昨日は、兎年の旧暦最後の一日になりました。思うに、この一年は、兎よりも速く走り去っていきました。毎月処したことは、兎の毛よりも多いですが、日々の24時間は兎の尻尾より短いものです。心せわしく活動していては、いくら時間があっても足りません。

考えてみるに、早く走っていたのは兎年ではなく、自分のほうなのです。

速く走れば走るほど、空間が狭く、時間が短くなっていくと感じるようになります。そして、自然の美しさも、人生の喜びや楽しみを充分に味わうことができなくなってしまいます。

 


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