人間の眼は、波長範囲400〜700ナノメートルの光しか認識することができません。それ以外の波長の光は視覚で捉えることができませんが、存在することは紛れもない事実です。
人間の耳は、周波数範囲20~20000ヘルツの音しか捉えられません。それ以外の周波数の音は聴覚で捉えることができませんが、その存在も紛れもない事実です。
人の目に見える物質は、全宇宙の僅か4%あまりです。残り96%は、視覚では認識できない物質です。それらの物質は視覚で捉えることができないというだけで、間違いなく存在しています。
このことから類推すれば、前世も来世も実際に視聴覚で確認できないという理由だけで、”人には前世・来世など無く、人間とは、この身体の寿命約100年余りのものでしかない”と断言することは、誰にもできないと思います。