華厳経に曰く
譬へば種子の別(こと)なるが如く、
果生じて各々殊異なり。
業力の差別なるが故、
衆生の刹同じからず。
幻師の呪術がごとく、
能く種々の事を現す。
衆生の業力が故、
國土不思議なり。
(『華厳経』華蔵世界品、大正蔵十・五一下)
和訳:
蒔かれた種の違いによって、それぞれ異なる果実が生じる。そのように、果報を生ずる業の力は種々様々であるため、衆生の住む国土もそれぞれ異なるのである。業は幻術師が仕掛けた呪術のように、森羅万象の様々な物事を現す。衆生の業の力によって、千差万別の国土が現れることも、思い図ることのできないものである。
日 時： 2018年12月14日（金）16:10～17:40（15:40開場）
テーマ： 「チベット仏教における『法華経』について」
会 場： 立正大学 品川キャンパス 石橋湛山記念講堂
所在地： 東京都品川区大崎4-2-16
アクセス： JP大崎駅と五反田駅北改札西口から徒歩5分
東急池上線「大崎広小路」駅から徒歩 1分
http://www.ris.ac.jp/access/shinagawa/index.html
お問い合わせ：立正大学仏教学部 (https://bukkyo.rissho.jp/) 日本慧灯禅修会 (http://jp.luminouswisdom.org/)
共 催：立正大学仏教学部・日本慧灯禅修会
